【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
初めは、体の弱い私のために少しでも、
強くなってほしいという両親の思いからはじめてものだった。


でも、気づけば、小学生から中学生まで続けていた。


小さい頃から、
ソフトボールは、
私の唯一の心の支えだった。


学校であった嫌なことすべてを忘れさせてくれる場所。


いじめや嫌がらせもない、普通に笑えて普通に話ができる
私が、私でいられる場所。


そして、私は、ソフトボールに入部を決めた。


入部後、同じ学年の子とも少しずつ仲良くなり、
一年生は、私を入れて八人もいた。


高校での練習は、
想像以上につらく、上下関係もきびしかった。


でも、どんなに厳しく、つらくても、
私には、平気だった。


なぜなら、教室にいるよりも何よりも楽しかった。


このまま、ずっと、この生活が続くと思ってた、


でも、それさえも長くは、続かなかった…。
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