【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
「どうすれば…
一体どうしたら、私は、変われるの!!ずっと、ブスで醜いままなの…」


今まで、何度、
傷つき泣いてきたんだろう…


でも、その度に何もできない現実が、
苦しくて、悔しかった。


ここで働けば、変われると思っていた…

でも、すべてが無意味だった。


メイクをしても厚化粧になり…
余計に醜く見えるばかり…

ただのメイクや髪をセットしただけでは、外見を変えることはできかった。


そして、私は、顔を変えないかぎり、
私の顔は、
一生変わらないのだと気づかされた。


そして、次の日、
なかなか仕事に行く気になれずにいた。

でも、親元を離れ仕事のない私には、

嫌でもお店に出勤するしかなかった。


更衣室に入り着替えをしていると、
女の子2人の会話が聞こえてきた。
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