【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
やっぱり、私は、
ブスで醜いんだ…。

今まで気づかなかった。

お店にいるだけで、もう昔の私じゃないと思っていた。


でも、それは、私の勘違いだった…


私を見る周りの目は、何一つ変わっていなかった。


かわいい洋服や
時間をかけてメイクしても

何も変わらない…

ブスは、ブスのままだと思い知らされた。


周りの女の子と
同じように化粧すれば、キレイになれると思っていた。


でも、キレイに見せることさえできなかった…。


胸が苦しかった…

悲しくて、涙をおさえることが、できなかった。

そして、しばらく、その涙をとめることができなかった。
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