時を越えて君に
図書館にて勉強を始めてすでに一時間………




「……………」




湊は昔から集中力だけはずば抜けていた。



嫌いな勉強、しかも数学だとゆうのに、湊の手は休まることを知らなかった。



次から次へと問題を解き、少し考え、分からなくなったら参考書を開く。




「……………」




しかし、世の中思い通りにはいかないものである。



その障害、とも言える存在が刻々と近づいてきていることに湊はまだ気づいていなかった。




バシッ!




「っ!!!」




「おっはよーさーん♪」




湊はあまりに強く叩かれたため、少し咳き込み、振り返った。
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