妹なんていらない
………まあ、妹がどこの高校を選ぼうとどうでもいいさ。
美波はパーフェクト超人。
俺は普通の男として平凡に生きていくつもりだからな。
「先輩!
おはようございます!」
と、自分の人生にビジョンが見え始めた頃、目の前に一人の女の子が。
肩までの髪に、くりっとした大きな瞳。
そして、俺の肩くらいまでしかない身長。
見た目は今日から中学生、と言ってもおかしくないくらい幼い。
「うーす…」
「あれあれ?
先輩、お疲れモードですか?」
「ああ、ちょっとな…」
「………ああ、分かった!
また漫画やらゲームやらで夜更かししたんですね!?
ダメですよ、夜更かしはお肌に悪いんです!!」
最後の一文は女の子に言うべきじゃないのか、おい。
男の俺が、肌に悪いから、とか言って早寝したら気持ち悪いだろうが!
ああ、想像したら気持ち悪くなってきた…。
美波はパーフェクト超人。
俺は普通の男として平凡に生きていくつもりだからな。
「先輩!
おはようございます!」
と、自分の人生にビジョンが見え始めた頃、目の前に一人の女の子が。
肩までの髪に、くりっとした大きな瞳。
そして、俺の肩くらいまでしかない身長。
見た目は今日から中学生、と言ってもおかしくないくらい幼い。
「うーす…」
「あれあれ?
先輩、お疲れモードですか?」
「ああ、ちょっとな…」
「………ああ、分かった!
また漫画やらゲームやらで夜更かししたんですね!?
ダメですよ、夜更かしはお肌に悪いんです!!」
最後の一文は女の子に言うべきじゃないのか、おい。
男の俺が、肌に悪いから、とか言って早寝したら気持ち悪いだろうが!
ああ、想像したら気持ち悪くなってきた…。