妹なんていらない
その後、あと五通は書き直しそうだな、とゆう俺の予想に反し、美波は十通のラブレターを書いた。




「………よ、よし」



「よし?」



「うん、これなら大丈夫だろ。

ふざけた要素もないし、気持ちもちゃんと伝わる」



「ほ、ほんとに…?

嘘、偽りないわよね、嘘だったら殺すからね?」




さりげなく物騒な妹だ。



こんだけ長く付き合ってやったのに、最終的に殺すつもりか、こいつは。




「大丈夫だ。
安心して届けろ」



「そ、そう…大丈夫…大丈夫…だいじょぶ………」




こいつ、なんか危ない方向に進み始めてないか…?



いや、さっきから危ないやつではあったけどよ。
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