俺様!何様?執事サマ!?








「………ばかでしょ!!ほっんと、バカ!!!」








美羽さんは、笑っていた。




「「……は?」」




呆然とする私たちを見て、また笑う。




ボタンをはずして、傷跡を見せた。




やっぱり、痛々しい。










「ていうかさ、あんなちょっと車にぶつかったぐらいのかすり傷で、こんな跡残ると思う?」











そして、傷跡のはしに指をあてて









思いきり、ひっぱった。



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