†Wind†

「何よ…何でここにいんの?
練習できないよ。」

「よく言うよなぁ〜俺が教えてやるまで、携帯いじってたくせによ。」

【俺が教えてやるまで】のとこを、異様に強調してる藤内に、少し腹が立った。

あれもこれもユミナのせいだよ!!
もう最悪だしね…。

ははははは…。

ってか…何で藤内なんかにっ。

見られてしまったのよ…!

「教えてくれて…どーもっ。ありがとーございましたぁー。
はい!もうお礼も言ったし、気がすんだでしょ。アタシ、練習したいんで。」

よしっ。これで去るだろう。

と思って、フルートを構えた時だった。

「お前…。」

って。まだいたのーぉ!?

もー吹けないじゃん。

イライラしてきたっ。

「・・今度は、何?」
顔をしかめて、そう言った。




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