†Wind†

それから藤内はまたアタシに近付き…

……アタシの顔の高さに合わせて屈み、自分の顔をアタシの顔の前に持ってくる藤内−。

ち…近い...近いよ。

何も言わずにアタシの顔を見つめる藤内。

アタシは――何も言えなくなる―。

あぁ――。

こうして近くで顔見ると…

結構……

結構さ………

…何考えてんだろ。アタシ。

ってか…近いよ……。

大体、何で何も言わないの…?




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