†Wind†
「おぃ…。大丈夫かよ…」
一応…心配してくれてるの…?
「ん…うん。大丈…夫」
――ガタンっ
フラついた勢いで後ろにあった本棚に足を引っ掛けた。
本棚が…クラついてる…。
あ…それとも、あたしかな…?
何て思っていた次の瞬間――
「危ねぇっ――!」
すごい勢いで藤内があたしに覆いかぶさってきた。
「ち、ちょっと何!!?何してるか分かっ――
――ドサドサドサドサドン――
あたしのぶつかった本棚から、沢山の本が落ちてきた。
「ってぇ……」
「いたたた……」
あたし達は本とホコリだらけだった。