*短編*大切な想い出
お化粧を直し服を着替えて出掛けた
ドキドキしながら将の待つ港へ向かった
港から将の家が見える
その近くに公園があって盆踊りをしていた
息子は弟の家の近くの盆踊りに行ってるからここにはいない
音楽が鳴り港まで聞こえる
将の姿を見つけ
一気に私は中学生だったあの頃の私に戻ったみたい
ドキドキ
ドキドキ
「こんばんは。将大丈夫だったの?」
「あぁ‥今夜は子供達も向こうの実家に泊まってるから。明日にはこっちに来るけど」
「そうなんだ‥」
将の隣を歩く
「ホントは車で迎えに行ってそのままドライブでもって思ってたけどお盆だから親父に飲まされて」
「私も車でくれば良かったんだけど飲んじゃったから歩いて来たよ‥」
港の漁船の停めてある場所の横に座れる所を探して二人で並んで座った
二人で昔の想い出話をした
何か二人して本当に話したいことを避けてるような‥
少しもどかしい気持ち
でも将の隣はドキドキするけど居心地がいい