*短編*大切な想い出
「私ね‥」
「んっ?何?」
「やっぱり‥いい」
「気になるな‥」
私は迷いながら話し始めた
「あのね‥私20代の時に好きになった人が既婚者だった時があって‥だから同じ過ちは繰り返さないって‥弱い自分も知ってるから‥電話くらいなら‥始めはそうでも電話したら今度は逢いたくなる‥どんどん欲張りになるから」
将は黙って聞いていた
軽蔑したかな‥
「私はその経験があったから将とのことブレーキかけることが出来てるかも‥」
「夏帆‥分かったよ‥次帰れるのは3年後かな‥その時にまた皆で逢おう‥俺‥夏帆と飲めて良かったよ」
私はグラスに残ったカクテルを飲み干した
「じゃ‥行こうか」
将がご馳走してくれた