ツンデレ彼女を監禁して
語尾が跳ねる

声が、一段落大きくなったようだ


そこで、溜まらず鞄を顔からどかした


あれだけ押されていたのに、今になっては力ない


その理由なんて、見た瞬間に分かった


「いっつも、心で叫んでんのよ。言葉に出来ないから、伝えたいから……。

あんたにしか、この気持ちはあげられないんだからっ!」




ふるふると体を震わせ、顔を赤面させて、精一杯に想いを伝えるその姿


一見すれば、怒りの時に見せるような泣き方だろうとも


「なのに、あんたときたら……。いっつも、いっつも、いっつも!のほほんとしててさっ。

いざ、私が気持ちを伝えようとしても……普通のことみたく受け止めて。

あんたにとっては、そんなに気にも触らないことかもしれないけどねっ。私にとっては、一世一代がかかっているような告白なのよ!」


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