ツンデレ彼女を監禁して
彼女の中にある、俺への想い


気付かなかった


こんなにも、彼女が俺を想っていたなんて


深すぎて、純愛と名がつきそうな


――俺と同じ想いだった


「千鳥、大好きだ」


「な、ん……。い、いきなり何を……」


たじろく彼女に、抱き付いた


あんまりにも嬉しくて


この嬉しさを、表面上に出した結果がこれだった


ぐすぐす泣いて、包まれた彼女は、何度か俺に拳をくらわせたが


離してやるものか


責任とれと言いたい

俺をこんなにも舞い上がらせているのは、お前なんだから


「その『ばか』に伝えておいてくれよ。俺は、お前以上に『ばか』だってさ。

――そいつの気持ちに負けないぐらい、俺は惚れてんだから」


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