きみ
「知らねぇ」

「あったらどうしよう」

「横にかけて置けばいいじゃん」

「袋にとめるやつがないから、横にかけて置くと、チョコってばれちゃうんだよ」

「大丈夫だろ。俺の荷物で隠れるよ」

「やだよ~。チョコ崩れちゃうじゃん!」

「俺のエナメルの中に入れとく?」

「え゛ー。でも臭くなりそう」

「そうゆうこと言うなら別にいいけど」

「いや、入れておいて」

「貸して」

「でもさぁ、もし持ちけんあったらやばくなぁい?」

「女子の荷物しかしないだろう。男子が持って来るはずないし。それに男子が持ってても女子からもらったとしか思われないから、そのあげた女子が怒られるだけだろう?だから大丈夫だって!」

「そっかー。頭いいね。じゃずっと持ってて」

「おぅ」

「ぁりがとぅ」

「なぁ」

「何!?」

「あれ、井川が読んでるのってマンガじゃねぇ?」

「うん。そーだね。後で先生に言いにいきなよ」

「お前行けよ」

「何でうちが?発見したのはあんたでしょう?」
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