出会う確率の方程式
「僕を舐めやがって!ミュータントのくせに!」

後ろに下がったユウヤは、自分を支えてくれた三人を振り払うと、

肩を入れて、銃を突きだした。

三人の実習生も頷き合うと、銃を構えた。


「勇気くん!」

あたしは、勇気の後ろに隠れた。

「心配しないで。たかが、銃くらい」

勇気の右手に宿った光が、円状の盾になった。


「馬鹿目!」

ユウヤは笑った。


四丁の銃の引き金は、一斉に弾かれた。



静かに、銃声が再び…体育館裏にこだました。
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