桃色ドクター



瀬名先生を待つ体勢が整った。



いつでもいいよ、瀬名先生。

私はずっとここで待ってる。



もし、先生が私の元に来なくても、別に恨まない。


私が雅也と別れることができたのは、瀬名先生のおかげだから。



それは大きな一歩。


私が前向きに生きる大きな一歩だったから。






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