桃色ドクター
「ごめん。我慢できなくて・・・・・・ ずっと会いたかったから」
甘い声。
久しぶりの大好きな声。
もう何も言えないよ。
「香織・・・・・・会いたかったよ」
「また、呼んだ・・・・・・」
瀬名先生は、優しく私の前髪をかきあげ、おでこに唇を当てた。
「さっき嬉しそうな顔で俺に抱きついてくれてほっとした」
ゆっくりと私の頬を撫でる。
「何度でも言うよ。香織・・・・・・香織」
唇が当たりそうな距離で、また名前を呼ぶ。
そして、今度は優しくキス。
二度、唇を合わせた後・・・・・・
また激しく舌をからめる。