幸せでした・・・
必死で前を向いた。


だれだろ・・・。


だれかがあたしにむかって走ってきてる・・・。


圭介?恵里香?拓弥?


だれ?誰なの?


「おい!!!舞!!!しっかりしろ!!!」


あ・・・聞き覚えのある・・・声・・・。


「圭・・・介?」


「そうだよ!!!はやく病院にいくぞ!!!」


しばらくして救急車がきた。


車に乗ってるとき・・・恵里香と圭介と拓弥がいてくれた。


圭介はずっと手を握ってくれた。


「先生・・・患者さんがきました・・・。」


「わかった・・・舞ちゃん?大丈夫かい?」


「は・・・・・・・・い・・・・。」


苦しくて・・・途中で意識がなくなった。


そして気付いたら・・・あたしはまた病院のベットの上にいた。


隣には3人がいた。


「舞・・・大丈夫・・?」


「うん・・・。」


3人がいるから・・・きっとだいじょうぶだよ・・・。


3人が帰ったあといろんな検査をした。


レントゲンとか・・・いろいろ・・・。


あたし・・・この結果・・・知りたくなかったよ・・・。


なんとなく分かってたんだ・・・。


そしたこの結果はあたしを絶望させたんだ・・・。


生きる事を・・・。
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