幸せでした・・・
「あたし屋上に言って来る・・・。」


「待てよ・・・舞!!!!!!!!!!!」


あたしは圭介をムシして走った。


まだ遠くで圭介の声がする。


そういえば医者が走っちゃダメって言ってたなぁ・・・。


大丈夫だよね!


それより説はあたしのこと・・・。


分かってた・・・分かってたけどね・・・つらいんだ・・・。


そして屋上についた。


重いドアを開けると青空が広がってた。


雲1つもない。


スカイブルー・・・。


「やっぱ・・・何回見てもキレイ・・・。」


ここで説と仲良くなったんだよね・・・。


あのとき・・・うれしかったなぁ・・・。


忘れたいよ・・・消したいよ・・・。


急に心臓が締め付けられるくらいの痛みがした。


ズキ


・・・心臓が痛い・・・。


すると苦しくなった・・・。


まともに息が吸えない・・・。


「くる・・・しい・・・。」


苦しい・・・苦しいよ・・・・・・。


死んじゃうのかなぁ・・・。


まだ死にたくないよ・・・。


誰か・・・助けて・・・。


圭介の言うとおりにしとけばよかった・・・。
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