幸せでした・・・
「誰も・・・誰もが!!!


あたしのこと・・・本当のあたしを見てくれる人なんていないんだ!


友達が病気って重いって思ってるんでしょ!!!


面倒って思ってるんでしょ!!


早く死んじゃえばいいって思ってるんでしょ!!!


うざいって思ってるでしょ!!!!


誰1人・・・あたしのこと・・・分かってくれてないよ・・・。


同情しないでよ・・・


一緒に悲しんでよ!!!」


あたしは狂った。


イヤな現実とつらい未来に逃げたくて・・・。


すべてに逃げたかった。


楽なほうに・・・。


すると黙ってた圭介が口を開いた。


「・・・テメェ・・・なに勝手なこと言ってんだよ!!!!」


『「!?」』


「オレ等みんなお前のこと考えてるんだよ!!!重いって思ってねえよ!!!


面倒っておもってねえし、死ねなんてこれっぽっちも思ったことねえよ!!!


てめぇのほうが俺達のこと考えてねえよ!!


大切な友達が死ぬんだ!!!!


それなのに・・・そう思うやついねぇよ!!」


「圭介・・・落ち着け。」


「舞・・・お前は俺達・・・いないほうがいいのか?・・・俺はそばにいたいんだ!!!ずっ

と!!お前の気持ち・・・オレが受け止めてやるから・・・。」


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