天上のワルツが聴こえる
「そんなこと、言わないでっ!」

いきなり、少女は大声を出した。

「リーファ?」

アンドロイドは、怪訝な顔で少女を見る。

「機械にだって、心はあるわよ!」

「もちろん、あります」

「だったら何故、そんな平気な顔をしてるの? 無視されて、くやしくないの?」

アンドロイドは、少女が高ぶっているわけがようやく判った。

それで、目を細めて、くすっと笑った。

「わたしは、あなた以外の者に、どう扱われようと、そのことに対して、特別な感情を持つことはありません」

しかし、少女にはその答えが納得できない。

「どうして?」
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