時空を超えてあなたに。。。
「明日香さん?そろそろ行きましょうか。みなさんも待っていますよ。」







沖田はそう言って明日香の華奢な体を抱き上げた。






今日は八木低から西本願寺に引っ越す日だ。






沖田は明日香を抱えたまま近藤さんが借りてくれた馬にまたがった。







「明日香くん・・・。」







近藤は久しぶりに見る明日香の変わり果てた姿を見て言葉を失った。







こんなに痩せて・・・。







「近藤さん、先に西本願寺に行っていますね?」







「あぁ、その方が良いだろう。」







「じゃあまた後で。」







沖田はそう言って明日香を抱いて馬を走らせた。



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