私の似顔絵描いて
黒い煙が向かってくる。



意識が、だんだんと遠のく…




蘭がふっと起き上がったようだ。




私の意識は、押入れの中のダンボールに行く。









幽霊となって





あの似顔絵の中に





入り込む――――
< 21 / 23 >

この作品をシェア

pagetop