彼氏想い

これが...限界だったんだ...っ!

殊輝があたしに元気な自分の姿を見せられる時間の...。

普段からあんまり会えないあたし達...

いっつも悲しむあたし...

こんなあたしの為に

特別な時間を殊輝は...

作ってくれたのかもしれない...。

あの時間は...

殊輝からあたしへの

精一杯の想いだったんだ...っ!

顔を見せないで悲しませたくないって...。

せめて...

笑顔を見せたい。

見たいという殊輝の想いが...

最後に特別な時間を

くれたんだ...っ!




―そして...

あの時間を最後に...

『限界』という時間によって...

朝までの...

あたしが大好きだった

あたしと殊輝の『今』は...

もう二度と...

帰って来る事は無いんだ...っ!

最後に残されてた

『メール』という会話も...

二度と出来なくなるんだ...っ!

『消えて欲しくない大切な時間』は...

『限界』という消えて欲しい時間によって...
全て失われてしまったんだ...っ!


あたしの嫌な予感が

本当に当たるなんて...

今のあたしには...

思わなかった....。

―思えなかったんだ...っ!




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