彼氏想い
―今すぐ帰って来て...っ!


すごく殊輝に会いたくなった...。

いつもみたいな『寂しい』って
感覚じゃない...。


何か怖くなった...。


あたしは、殊輝に
すぐメールをした。


「遠征?...何か急だね。
お昼は、大丈夫だよ?
朝、会えたからっ♪
何日で帰って来るの?」



「2日...」


「は?」


殊輝にメールを送った直後、
後ろで瑠冬の声がした。


あたしは、振り返って聞き返した。


「ウチのサッカー部は、結構強いから
遠征は、たいてい2日で終わる...」

瑠冬は、眠そうな顔で話した。


「詳しいね...補欠なのに」

あたしは、瑠冬の
意外な詳しさに驚いた。


「それくらい普通に知ってるし...」

眠さを堪えてるんだと思う。
瑠冬は、話終えると自分の目を擦った。


「けど...補欠じゃん?」
あたしは、いたずらっぽく言った。

「...俺の知ってるバカップルの
彼氏の方も...だけどな?」
こう言うと、結局眠気に負けた
瑠冬は...寝てしまった。

てか...
瑠冬って...かなりの負け組み?


「は?意味分かんないんだけど...。」
寝てしまったばかりの瑠冬に言い返した。
けど、瑠冬から返事は、来なかった。


「寝るの早っ!」

~♪

瑠冬の眠りの早さに驚いた時、
あたしの携帯が鳴った。
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