ウルフ
しばらく歩くと木造の家に着いた


『ここです!さぁお入りになって!!』


『は…はぁ~い!』


レイが返事をする


部屋は女の子の格好をしてるわりには整然として普通だった


『旅人さん!』


『え…あっはい!』


部屋を眺めていたレイは慌てて返事をした


『私をこの町から連れ出して!』


『えっ?』


『どうして?』


マグが言う


『この町はおかしい…、正直男が女装するなんて嫌なんです』


『激しく同意だけど…、女装は何故しなきゃいけないの?』


『この街の王が…』


『王が?』


『男の方が嫌いらしくて…、女装令を出したんです』


『またとんでもない令を出したな…』


マグが言う


『全くだ、許せない』

レイは本気で言った


『もう私嫌なんです…、助けて下さい!』


『僕も嫌だけど…』


レイは困った顔で言った
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