※愛は送料無料♪〜Beautiful Love編〜
「き、奇遇ですね!
こんなところで会うなんて!」
嬉しいやら恥ずかしいやらで
何だか声が大きくなってしまう。
無意味にオーバーアクションだし。
「柴田さんもお仕事ですか?」
「はい。配達で」
「なんだ、同業者だったんですね」
「あ…いえ。あたしはホントはS駅の前の花屋で働いてるんです。
今日はギフトの配達でたまたまこっちまで来たんで…普段は大体店番してますよ(^o^)」
「そうだったんですか、S駅って言ったら
僕んち結構近くだなぁ」
「ええっ、そうなんですか!?」
「ええ。でももっぱらマイカー通勤なんで
電車なんかさっぱり利用しないですから
駅前とかめったに寄りつきませんけどね」
ははは、と蓮井サンは
頭を掻いて弱ったように笑う。
そうなんだ…
駅に寄りつかなくても
蓮井サンち
ウチの店の近くにあるんだ。
新情報ゲット。
なら仕事終わりに
今度あの辺うろちょろしてみようかな〜
…って。
ダメよ、あたし!
そんなストーカーじみたことしちゃ!
でも…
すこしでも蓮井サンと仲良くなりたいし…。
あ〜もうっ!
ダメもとでこう言っちゃえ!