※愛は送料無料♪〜Beautiful Love編〜
「ピンポーン♪」
蓮井サンが突然、インターホンを鳴らす真似をしてそう言った。
「?」
蓮井サン??
「柴田さ〜ん! お届け物で〜すっ!」
仕事モードのように
ハイテンション口調で蓮井サンが言う。
あたしはますますキョトンとしてしまった。
だってそう言った蓮井サンの手には
荷物なんて何にも持っていないんだもん。
「蓮井さん?」
「ドア開けて?」
ドア? なに?
あたしは言われるまま
ドアを開ける真似をした。
念のため効果音つきで。
「ガチャ。は〜い」
仮想のドアを開けるなり
「きゃっ!」
いきなり蓮井サンに抱きかかえられた。
こ…これは俗に言う
“お姫様抱っこ”ってやつ――?!
きゃあ〜人生初体験だよ――…////