冬物語



暫くすると二次会の話も出てきた。




でも今日は夜食べに連れて行ってくれるってお兄ちゃんが言っていたからあたしは帰ることにした。







美咲の肩をトントンと叩いて、ノートを見せる。





【そろそろ帰るね】





「え?もう帰るの?二次会行かない?」



その質問に、



【久しぶりに帰ってきたから食事しにいく】



と書いたら、納得してくれたみたいだった。







女子たちにも別れの言葉を告げて、【楽しかった】と言うと、笑いかけてくれた。






ドアを開けると、




「あれ?もう帰んの?」


男子たちも反応してきた。




その言葉に頷き、笑って手を振った。






「ばいばい!会えて嬉しかった!また集まろうね!」




そう言ってくれたことに、あたしは涙が出そうになった。




笑ってみんなに手を振った。


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