冬物語



廊下に出ると、隣のクラスのザワザワした声が聞こえてくる。






その中で一際目立つ大きな声が聞こえた。





「おいレイー!お前と未来ちゃんっていつからなんだよー。」






「うっせー。」






「記念日いつだよ。祝ってやるからさ。」




「マジなげーよな。」







「お前らマジうざい。んなこと聞いてくんな。」








「・・・。」



あたしは俯いて廊下を歩いた。





耳を塞ぎたい。





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