冬物語


「おい、綺魅!」


どんどん学校から離れてく。


レイはあたしの横に並んでくる。



あたしはそれが嫌で少し速度を緩める。するとレイも緩める。



あたしは遂に立ち止まる。



「ん?どうした?」




そんな優しい声出さないでよ。




あたしはノートとペンをかばんから出す。その行動を見て、レイは悲しそうな瞳をしたのをあたしは見逃さなかった。




【あたしに関わらないんじゃないの】





レイ 言ったよね



あたしにはもう関わらないって。
< 143 / 186 >

この作品をシェア

pagetop