冬物語
「・・・。」
少し話しの内容が聞こえてきた。
レイがあたしのことを気にかけてくれた・・と、馬鹿なあたしはまだ期待しているみたい。
「!」
教室から出て、外に出ると雪が降っていた。
雪だ・・
声にならない声を出した。
口を動かしたのはいつぶりだろうか・・。
「あ、雪じゃん♪」
「よっしゃ!」
「なんでよっしゃなんだよ?笑」
「だって俺雪好きだもん。」
三人くらいの男の子の声に、あたしは目だけ向けた。
「!」
見なきゃよかった。
小学校のときクラスが一緒だった、
あたしとレイが離れるきっかけになった言葉を放った人たち。
[今日も一緒に登校かよ?笑]
[もう付き合ってんじゃねぇの?笑]
[いっつも一緒だしな~♪]
思い出したくない・・