空の少女と海の少年


「海斗様……素敵だわ。」

「陸君の笑顔も可愛いっ!」

「彼女持ちだけど……胸ないし、色気ないしね!」

「……胸ない?」


奈々は下を向いて胸を見ると呟いた


「……色気ない?」


春は呆然と立ち尽くすと呟いた

海斗達に近寄ろうと足を踏み出した
女達は苦しそうにその場に膝をついた


「「「きゃあっ!何!?」」」

「……大丈夫?そのでかい胸が重いんじゃないの?」


奈々が殺気を出しながら微笑むと
女達の顔から血の気が
サーッと引いていく


ゴロゴロ


今まで雲一つなかった空が
黒雲で覆い尽くされると
小さな雷が女達に落ちた

すると黒雲は消え去って
空は元通りの青空になった


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