空の少女と海の少年


しかし
奈々の方を見る前に男達は
意識を失いその場に倒れた


「せんせーい。ここに奈々に熱い視線を送りやがった馬鹿の身の程知らずのカス野郎共が倒れてまーす。」


陸は本部席にいる教師に
向かって手を振っている

気づいた教師は男達に
駆け寄ると顔を悩ませた


「熱中症のようだ。脱水症状を起こしているな……。しかし、今日はそんなに暑くないんだが……。」

「ですよねー。大丈夫ですかねー。帰って寝てろって感じですねー。」


棒読みで陸が言うと
男達は担架で保健室に運ばれて行く

陸が勝ち誇った笑みを浮かべたのを
海斗はしっかりと見ていた


「ナイス陸。」

「海斗もな。」


パンッ


ハイタッチする2人の爽やかさに
周りの女達は目がハートになっている


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