空の少女と海の少年


「「煩くしてごめんなさい。」」

「分かればいいのよ。」


奈々に土下座するのは海斗と蓮

春と陸は奈々に逆らわない事を
心に誓いました


『空の姫に海の王子。そして炎神と気神。皆様はどうしてこの島にいるのじゃ?』

「第一試練で宝を探しています。お爺様は島にある宝をご存知ですか?」


さっきとは全く違う
天使の微笑みを浮かべながら
奈々が訪ねると山の主は頷いた


『あれはこの島にしか咲かない花¨雪月花¨じゃよ。』

「¨雪月花¨……って海斗の技にもあるよね?綺麗な花ーっ。」

「そうだな…。」


花びらの一枚一枚が光に当たる度に
キラキラと輝く雪月花に
5人は見とれていた

海斗はそのうちの一本を抜くと
後ろに立っているミウとキラに花を見せた


「これが宝か?」

『違うよ。』
『残念でしたーっ!』

「違うのかよっ!こんな綺麗なのにー……すんません。」


ブーブー文句を言うと
ミウが煩いと言わんばかりに
睨んだので黙った陸

雪月花を持った海斗は何だか
懐かしい気持ちになったので
荷物の中にそっと入れておいた


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