クローバー
セイは迷いを全て捨て、コトハに微笑んだ。
「馬鹿にするな。自分が守らなければならないものくらい分かっている」
私にとって一番大切なのはコトハだ。コトハの笑顔を守れるならどんな死線だって超えてみせる。だから…。
「女神は守る。だから、コトハも頑張れ!」
コトハは微笑み、左手に握っていたものをセイに見せた。
「セイ…これを」
「指輪?」
シルバーのリングに青い小さな石が付いている何も変わった所が無いただの指輪。
「馬鹿にするな。自分が守らなければならないものくらい分かっている」
私にとって一番大切なのはコトハだ。コトハの笑顔を守れるならどんな死線だって超えてみせる。だから…。
「女神は守る。だから、コトハも頑張れ!」
コトハは微笑み、左手に握っていたものをセイに見せた。
「セイ…これを」
「指輪?」
シルバーのリングに青い小さな石が付いている何も変わった所が無いただの指輪。