愛と無と生と
依存という悪魔
薬依存症

恋愛依存症


この二つの悪魔

支配され続け…


鬱病 対人恐怖症 視線恐怖症

安定剤に抑鬱剤

10年以上も続け
少しずつ健常な心を取り戻せて来た様な曖昧な現状


未だに現れる恐怖心

人間としてこの世に生を受け
人間を拒絶する病んだ心


『完治』など
存在するのか

思春期からの、誰にも打ち明ける事が出来ずにいる病んだ心

余りにも曖昧過ぎる
目には見えぬ闇を孕む心


人間が 怖い

人間は
病んでしまう程に
人間を拒絶してしまうものなのだ

唯一心を許せる存在

それは
今迄もずっと

『愛されているかもしれない』

という
不確かな愛情を与えてくれる男


それ無くしては
生きている意味の大きさを感じる事の出来ない
病んだ心


恋愛依存症


自分が唯一安堵感に包まれ
一瞬であれ
生きる幸福という感覚に呼び覚まされる存在


今迄も ずっと

頼るべき場所は

『愛されている』という曖昧な感情で、自身のドス黒い闇を持つ心を

ほんのりと
ピンク色に染めてくれる男だけ
< 2 / 23 >

この作品をシェア

pagetop