愛と無と生と
愛への執着心
愛 というもの。
愛されるという事に
飢えを感じ続けたこれまでの人生。

家族
友人
恋人…

どれも
愛に対する飢えを感じ。


幼少期からの様々な苦い体験。
家族にすら
心を開けない自分。

安らげる居場所を
求め続け。

いずれ見い出す事が出来るのか という不安。

時に 虚しき絶望。

時に 微かに垣間見える希望。


ユラユラと揺られながら
希望を棄てず

生きる。


幸福な家庭を持つ。

伴侶と共に生き
子らに愛され

初めて愛の深さを知る。


自身の存在の大きさを

目一杯 感じる。

そんな未来の幸福を
夢みる。


糞扱いされようが

生きていく。
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