つま先立ちの恋
私が背負っている重い空気さえもフーは軽く吹き飛ばす。たった一度、息を短く吐く。たったそれだけなのに。

「俺も随分と見くびられたものだ。こんな子どもに同情されるとは」

なんでそんなこと言うの?

「同情なんかじゃ、」

なんでそんな顔するの?

「じゃあ、何だ」

なんでそんなこともわからないの。

「好きだからだよ、、、」



ねぇ、フー。



好きだからに決まってるのに ……!!



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