つま先立ちの恋
だけど、この時の私はフーが笑ってくれたことがただただ嬉しくて、チョーご機嫌。満面笑みでフーの前に立っていた。
そんな私にフーが話しかけてくれる。
「お前、単純だな」
「うん。わたし、たんじゅん」
「悩みとかなさそうだし」
「うん。わたし、なやみなんてないよ」
「…幸せだな」
「うん。わたし、しあわせ」
そこでフーの言葉が止まった。
私はフーが話しかけてくれたことにご機嫌MAX。だから、
「フーも、しあわせ?」
だから、聞いた。
「フーはしあわせ?」
フーはその問いには答えてくれなかった。逆に、
「お前にはそう見えるか?」
そんな問いを返された。
そんな私にフーが話しかけてくれる。
「お前、単純だな」
「うん。わたし、たんじゅん」
「悩みとかなさそうだし」
「うん。わたし、なやみなんてないよ」
「…幸せだな」
「うん。わたし、しあわせ」
そこでフーの言葉が止まった。
私はフーが話しかけてくれたことにご機嫌MAX。だから、
「フーも、しあわせ?」
だから、聞いた。
「フーはしあわせ?」
フーはその問いには答えてくれなかった。逆に、
「お前にはそう見えるか?」
そんな問いを返された。