~天使はふたたび舞い降りる~
胸がつまった。
中村の言葉が・・・・
最期の時を予測しているようで
胸が痛かった。



中庭に出てみると
亜恋は
若い女の子の肩に頭にのせていた。




亜恋も
もういっぱいいっぱいの
様子に見えた。



亜恋は手を前に組んだ。





そして天を仰いで
祈りを捧げているように見えた。





いつかの自分と重ね合わせた。




俺はあんなに強い姿勢で
いられるんだろうか…
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