東京エトランゼ~通りすがりの恋物語~
「えっ!」

「音がスゴク大きかったね、って!」

「あぁ、そうだな! 今、なんかちょっと耳がヘンになってるかもな!」

「あたしも!」

会場内の大音量のせいで今あたしの耳がちょっと聞こえにくくなってるような気がする。

「俺さ、ぶっちゃけ、 “アイドル女優のライブなんて…”って内心バカにしてたんだけど、思ってたよりよかったよ♪」

「ね、よかったっしょ♪」


ライブ終了直後ということもあって、あたしも彼もどこかハイテンションなカンジだった。


「これもみんな、アノ親切な女のコたちのおかげだな♪」

「そーだね♪ あっ、そーだ…」

「え?」

「このことメールでマッキーの番組に送ったら、今度ラジオで読んでもらるかも♪」

「いーじゃん、ソレ♪ こんな体験めったにあるもんじゃねぇし、きっとラジオで読まれるぜ♪ んで、その番組っていつ放送なんだ?」

「FMで毎週土曜日の9時半から」

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