東京エトランゼ~通りすがりの恋物語~
アノ“いけふくろう”の前にいた中年おやじとはムリだけど、あたし、アシくんとなら初体験してもいいと思ってる。
このヒトは……アシくんは、あたしが今までやりたくてもできなかったことを、いともたやすく次々とやってくれる、本当に魔法使いみたいなヒトだ。
ガムまみれになってバッサリ切るしかないと思っていたロングヘアーを切らないで済むようにしてくれたのは彼。
宝島かパラダイスみたいな原宿に連れていってくれたのも彼。
1度でも会えたら死んでもいいとまで思っていた“荒牧ルイ”に、本当に会わせてくれたのも彼。まぁ、コレについてはチケットをタダでくれた親切な女のコたちのおかげでもあるんだけど……。
そして念願の焼き肉屋さんに連れてきてくれたのも彼。
だから、あたしにとって魔法使いみたいな彼になら全部許しても後悔しない――――
× × ×
PM11:16――
あたしと彼は、とあるラブホテル街にいた。
このヒトは……アシくんは、あたしが今までやりたくてもできなかったことを、いともたやすく次々とやってくれる、本当に魔法使いみたいなヒトだ。
ガムまみれになってバッサリ切るしかないと思っていたロングヘアーを切らないで済むようにしてくれたのは彼。
宝島かパラダイスみたいな原宿に連れていってくれたのも彼。
1度でも会えたら死んでもいいとまで思っていた“荒牧ルイ”に、本当に会わせてくれたのも彼。まぁ、コレについてはチケットをタダでくれた親切な女のコたちのおかげでもあるんだけど……。
そして念願の焼き肉屋さんに連れてきてくれたのも彼。
だから、あたしにとって魔法使いみたいな彼になら全部許しても後悔しない――――
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PM11:16――
あたしと彼は、とあるラブホテル街にいた。