macaron-マカロン-   *イケメンアイドル's Love life*
しばらくして調理が終わり、4人は仲良く夕食を共にした。


話題は、居ない3人の事になっていた。


「ねぇ、今日はマネージャーとアキラ君カイ君は何時くらいになるんだろ?」


レイアとしては、今日は3人に直接昨日の事を謝りたかった。


これにはサクが答えてくれた。


「カイは8時には帰れるんじゃないかな。アキラとマネージャーは10時くらいだと思うよ。」


今日はプロモの撮影だった。アキラの順番は最後なので、それくらいになるんじゃないかと言う事だった。


「そっか。私、アキラ君が帰って来るまで待っててもいい?」


レイアの願いは、4人でゲームをして待つと言う事で快く受け入れられた。


食事が終わると、タカとサクはゲームの準備を始めた。


その間に、レイアとナオは洗い物をしていた。いつもはカイが手伝うので、ナオの手つきはぎこちない。


それでも2人でやると、早く片付いた。


「ナオ君、ありがとう。疲れた?」


「全然大丈夫。」


ナオは、なんて事はないといった様子で笑顔を見せた。


一番年下で子供だと思っていたナオは、いつの間にか頼もしい男性になっていた。
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