PRIDE<短編>


上がるテンション。

下がる目じり。



黒服にエスコートされ、5番席へと向かう。
3人組の5番席の一番左にイケメン君が居る。

近付くにつれ
イケメンがこっちを見る。


「真中のお客さまご指名です。」

黒服が小声で言い放つ。


彼は近くで見ても
かなりの男前…








って、え…

黒服今なんつった?



アタシを指名したのは
真ん中のおっさんですか!?



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