PRIDE<短編>


アタシを指名したのは
イケメンな彼ではなく

その隣の小太りなオヤジだった。


クソッ!!

心の中で舌打ちをしつつも

そこはキャバ嬢

笑顔で

『レイカです。お隣お邪魔します☆』

とペコリ。

「君がNo.1のレイカちゃん?か~わ~い~い~」

とキモさ満点で笑うおっさんの左側に座った。

まぁ、とりあえずはイケメン君の隣に座れたし

ヨシとしよう。
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