鬼畜な俺様執事


私が躊躇しているのがわかったようで、朔夜さんは、優しく促してきた。



「今日、朔夜さんの学校での顔が、あまりにもうちでの顔と違うから…ちょっと驚いた」



本当は凄くびっくりしたんだけど。



そう言ったら、なんだか子供扱いされそうな気がして、言えなかった。



それに、うちでの顔っていうか…

私の前での顔って言いたかったけど…


やっぱり子供じみてる気がして、言えなかった。

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