*制服のボタン*a solemn promise*


今日は凜花の家に招かれた。


俺は決心してるんだ。



今度帰って来たら、凜花を二度と離さないって。



「…俺…アメリカに行きます。でも、必ず凜花の事迎えに来ます」


「その時は俺に…凜花の事預けて下さい。お願いします」



緊張した……未熟なプロポーズ…


まだ高校生の俺に「下さい」なんて言えなくて……

預けて下さい…そう言った。



俺の言葉を、俺の気持ちを凜花の両親が受け入れてくれて…本当に嬉しかった。


泣かないって言ってた凜花が隣で泣いてる。



本当は抱きしめてやりたかった。


さすがに、親の前じゃな…

凜花の手をギュッと握り、2人で頭を下げた。



この先の未来には必ず、凜花がいて……



そう思っているから……


その夜は凜花の家に泊まった。



「凜花……必ず迎えに来るからな。ちゃんと待ってろよ…」



また、ボロボロと涙を溢す凜花……


キスをして…
ただ抱きしめ合って…



それだけで幸せだった。



< 60 / 201 >

この作品をシェア

pagetop