*制服のボタン*a solemn promise*


夏休み前日。


最後の教室で卓に昨日の事を報告した。



「良かったなぁ陵弥…凜花ちゃん喜んだろ?」



「あーボロボロ泣きやがった…」



そう言うと、ゲラゲラ笑い出す卓に。



「お前のお陰だよ卓…お前が、凜花の気持ち繋いで行けって言ってくれたからだよ…」



ちょっと照れ気味にそう言うと……



「ば、馬鹿!…照れる…」


でも本当にそうだ。


卓の言葉がなかったら、先が見えないまま、凜花を待たせるだけだった。




俺は凜花との未来を繋ぐ事が出来たんだ。



絶対迎えに来るから…



ーーーーーー



みんなが学校が終わった後、送別会を開いてくれた。


卓と沙織ちゃん。


幸喜と陸斗…久美は遠距離の彼氏が戻って来てるらしくて顔は出さなかった。


そして……凜花。



ずっと笑顔の凜花に胸が熱くなった。



「あれー陵弥、みんなと別れるのが、そんなに淋しいのかー」



って卓……


すると幸喜が。


「心配すんな!凜花ちゃんの事は俺が守ってやるよ!」


今度は陸斗が。



「先輩達には任せられませんよ!俺が…」



って………



「ふざけんなッ!!誰がお前らに頼むか!!」


………………



あ、……やべ……ムキになっちまった……



あはは……


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